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バカルディ、人事およびサプライチェーン部門における社内人事異動を発表

同族経営企業のバカルディ、主要なグローバルおよび地域の役職に社内人材を登用

バミューダ諸島、ハミルトン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界最大の非公開国際スピリッツ企業であるバカルディ・リミテッドは、いくつかの社内人事異動を発表しました。これにより、同社のリーダーシップ開発に対するグローバルな取り組みと、人材へのコミットメントを改めて示しています。

デイブ・イングラムチーフ・ピープル&ビジネス・トランスフォーメーション・オフィサーに任命され、将来に対応できる組織づくりを推進する役割を担います。この役職においてデイブは、人材管理、後継者計画、パフォーマンス管理、能力開発を引き続き重視します。これらは、163年以上にわたるレガシーを築き、将来の世代の成功を支える中核となるものです。バカルディ・グローバル・リーダーシップ・チームの一員であるデイブは、直近ではチーフ・サプライチェーン・オフィサーを務め、世界各地の生産拠点と物流の指揮、バカルディ製品の一貫した卓越した品質と味わいの確保、さらに原材料調達の管理を統括しました。また、シンガポール、アムステルダム、上海、メキシコ、英国、バミューダでの生活経験を通じて培った真のグローバルな視点と、人と文化をつなぐ情熱をこの新たな役職にもたらします。2022年にバカルディへ入社したデイブは、今後もCEOのマヘシュ・マダヴァンの直属となり、バミューダの本社を拠点とする予定です(バミューダ入国管理局の承認待ち)。

この発表は、16年以上にわたりバカルディの人事部門を率い、グローバル・リーダーシップ・チームの一員を務めてきたスコット・ノースカットの退任(既報)に続くものです。スコットは、ファミリー・ディベロップメント・プログラムの上級副社長に就任します。

デイブの異動に伴い、バカルディはニコール・ズコウスキーチーフ・サプライチェーン・オフィサーに昇格させました。ニコールはグローバル・リーダーシップ・チームに加わり、マヘシュの直属となり、バミューダの本社を拠点とする予定です(バミューダ入国管理局の承認待ち)。ニコールの昇格は、北米サプライチェーン担当上級副社長として、能力、計画、データなどの領域における継続的な変革を担うチームを率いたことに続くものです。彼女の担当範囲には、プエルトリコにある世界最大のプレミアムラム蒸留所(バカルディ・ラムを生産)、ケンタッキー州に拠点を置くケンタッキー・ストレート・バーボン「ANGEL’S ENVY」の生産拠点、フロリダ州ジャクソンビルのボトリング施設など、地域全体の生産・製造チームの管理が含まれていました。今回の任命により、彼女はバカルディブランド全体および世界各地のサプライチェーン・チームを統括することになります。バカルディ入社以前は、ナイキやロレアルなどの消費者ブランドにおいて、サプライチェーンのシニアリーダーシップ職を歴任しました。なお、彼女はこの分野での貢献が評価され、2020年にGlobal Women Supply Chain Leadersから「サプライチェーンで最も影響力のある女性100人」の一人に選出されています。

ギジェルモ・ドナイレは、ニコールの後任として、北米サプライチェーン担当上級副社長 に就任します。この役職では、北米地域の責任を担うと同時に、メキシコにおけるテキーラ「PATRÓN」およびアガベの生産の責任も引き続き担います。30年にわたるエンド・ツー・エンドのオペレーション経験を有し、ラテンアメリカ各市場でキャリアを積んできたギジェルモは、これまでに統合的なサプライ計画、物流、製造、農業、調達、エンジニアリングなど、食品・飲料業界における幅広いリーダーシップ職を歴任しました。彼は2023年にメキシコでバカルディに入社し、今後はフロリダ州コーラルゲーブルズの北米地域オフィスに異動する予定です。なお、欧州市場サプライチェーン担当副社長であるパメラ・チャノナは、担当範囲にラテンアメリカおよびカリブ地域を追加します。

「私たちは、これらの重要な役職に社内から優れた人材を任命できることを誇りに思います」と、バカルディ・リミテッドのCEO、マヘシュ・マダヴァンは述べています。「これらのリーダーは、深い専門知識、当社の価値観への強いコミットメント、大規模にリードする能力を一貫して示してきました。今回の任命は、彼ら個々の成果を反映するだけでなく、私たちのチームからリーダーシップを育てるという当社の信念を示すものでもあります。」

デイブの任命はバミューダ入国管理局の承認を条件に即日発効します。ニコール、ギジェルモ、パメラの任命は2026年1月1日付で有効となります。

バカルディ・リミテッドについて

世界最大の非公開国際スピリッツ企業であるバカルディ・リミテッドは、スピリッツやワインの製造、マーケティング、販売を手掛けています。バカルディ・リミテッドの商品群は200を超えるブランドやラベルから構成され、ラム酒「バカルディ」(BACARDI®)、テキーラ「パトロン」(PATRÓN®)、ウォッカ「グレイグース」(GREY GOOSE®)、ブレンデッド・スコッチウイスキー「デュワーズ」(DEWAR’S®)、ジン「ボンベイ・サファイア」(BOMBAY SAPPHIRE®)、ベルモットおよびスパークリングワイン「マルティーニ」(MARTINI®)、100%ブルーアガベ・テキーラ「カサドレス」(CAZADORES®)のほか、スコッチウイスキー「ウィリアム・ローソンズ」(WILLIAM LAWSON’S®)、コニャック「デュッセ」(D’USSÉ®)、アメリカン・ストレートウイスキー「エンジェルズ・エンヴィー」(ANGEL’S ENVY®)、エルダーフラワーリキュール「サンジェルマン」(ST-GERMAIN®)など、主要ブランドから新興ブランドまで幅広く展開しています。163年以上前にキューバのサンティアゴ・デ・クーバで創業した同族経営のバカルディは、現在8,000人以上を雇用し、10の国と地域に生産拠点を構え、160を超える市場でブランドを販売しています。バカルディ・リミテッドは、バカルディ・インターナショナル・リミテッドを含むバカルディ・グループ各社を指します。詳細はwww.bacardilimited.comをご覧いただくか、LinkedInInstagramでフォローしてください。

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Jessica Merz, VP Global Corporate Communications, jmerz@bacardi.com

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